JACliK 日本臨床知識学会 Japan Association for Clinical Knowledge

第8回 日本臨床知識学会学術集会

盛会裡に終了致しました。 多数のご参加を頂き、誠にありがとうございました。

次回は、以下のように予定しております。

第9回学術集会
日時:2024年12月14日(土)
大会長:青儀 健二郎(四国がんセンター)
会場:独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター(予定)

テーマ
医療のレジリエンスに活用する臨床知識
ー電子カルテへの適用ー

開催日 2023年12月16日(土)
会 場 東京大学 伊藤国際学術研究センター
所在地 〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3−1
大会長 進藤 晃(医療法人財団 利定会 大久野病院 理事長)

ご挨拶 ↓
プログラム ↓
一般演題・交流集会申込案内 ↓
参加登録案内 ↓
アクセス・連絡先 ↓
 

ご挨拶

進藤晃
第8回 日本臨床知識学会学術集会
大会長 進藤 晃
  • この度、第8回臨床知識学会学術集会を担当させていただく、大久野病院 理事長 進藤です。臨床知識学会は、患者状態適応型パスシステム(Patient Condition Adaptive Path System:PCAPS)の考え方を基に臨床知識を構造化し、構造化された知識が再び臨床へ活用されることを目的に設立されています。我々は、この考え方に接してから20年経過いたしました。この考え方以外に臨床知識をデータとして収集し構造化するツールは無いと考えています。今後の高齢化社会では、多数の傷病者を少数で支えねばなりません。医療技術や薬剤は高騰していきますが現代医療の質を落とすことなく、効率的な医療提供が求められます。そのためには、構造化された臨床知識が必要不可欠です。このタイプの疾患には、どのように治療を加え多職種で関わるべきかを指し示すnavigatorが必要です。それこそが、PCAPSに基づいて構造化された臨床知識であると考えています。
  • 幸にして、多くの方の努力の結果PCAPSを電子カルテに適用することができました。この電子カルテを高度急性期から慢性期、在宅まで多くの医療・看護・介護提供施設に利用いただいて、臨床知識が収集できると、知識を構造化できます。構造化できれば効率化することができます。この電子カルテの導入は、自施設の効率化にとどまらず、日本全国の医療を効率化することに役立つのです。さらには、全世界へ活用することも期待できます。多くの施設で導入いただけることを期待しております。
  • 臨床知識の構造化と活用について、いつも多職種・多方面からご報告いただいております。今回も多数のご報告をいただけると期待しております。この学会での報告内容は、皆様の臨床で役立つものと考えております、どうぞご参加のほどお願い申し上げます。
 

プログラム

■基調講演
  • 飯塚悦功 (東京大学名誉教授・公益財団法人日本適合性認定協会理事長)
  • 「いまあらためて“PCAPSのこころ”を探る」

■大会長講演
  • 進藤 晃(利定会 理事長)
  • 「医療のレジリエンスに活用する臨床知識 ~電子カルテへの適用~」

■シンポジウム&ディスカッション 「構造化臨床知識の社会実装と臨床の質向上」
  • 1.PCAPS実装:移行ロジックの整備による臨床の質評価
  • 2.移行ロジックと全入院患者のモニタリング機能の運用によるチーム医療の質向上
  • 3.がん診療ガイドラインとひもづけるPCAPSがん個別コンテンツ ~臨床プロセスチャートと医師イベントの標準設計の提案~

■ワークショップ(ランチョン ミーティング)
  • PCAPS搭載チームコンパス導入/運用 ~「組織変革の進め方知識」の共有~
  • ※実装した、あるいはこれから実装しようとしている病院の疑問・困りごと・困難点等、フロアからの質問・意見などに対して、すでに運用している病院の看護トップリーダーの方々が、各組織での経験知を共有してくれます。)

■一般演題発表(口演) 14演題

■オーガナイズドセッション 4件
  • ・リハビリテーションにおける構造化知識の実装(5演題)
  • ・計画&記録の良質化を実現するための看護のトップリーダーによる組織変革と自律した専門性の強化(6演題)
  • ・保健師DX(6演題)
  • ・科学的介護の実現に向けた介護のみえる化と質評価の提案(5演題)
 

一般演題・交流集会申込案内

【一般演題】(研究報告/実践報告)
  • ・募集する演題は、広く「臨床知識」を主題とし、混然とした現場の「臨床知識」の構造化、 系統化、科学化を通して、「医療の質の改善」と「社会システム構築への貢献」を目指すもので、 研究報告と実践報告(※)の2種類です。

    ※実践報告とは、先駆的実践の取り組みや、アイデア・工夫など、研究としてはまとめにくい 内容を扱うものです。

1. 演題募集期間・査読期間
  • ・演題募集   2023年8月1日(火) ~ 9月4日(月)  9月11日(月)  9月19日(火) に再延長いたしました。
  • ・査読     2023年9月12日(火)以降 ~9月25日(月)
  • ・修正原稿提出 2023年9月26日(火)以降 ~10月10日(火)

2. 応募資格
  • ・発表者(筆頭著者)は申し込み時点で本学会の会員であること(入会申請中も含む)。共著者は、本学会会員または入会申請中であることが望ましいです。
  • ・非会員の方は入会手続きを済ませてください。入会方法は学会ホームページ(http://www.jaclik.umin.jp/nyukai/)をご覧ください。入会には会員からの推薦が必要です。


3. 応募条件
  • ・研究報告・実践報告、共に未発表のものに限ります。
  • ・発表者(筆頭者)1人につき1演題の申し込みとします。共同研究者としての連名はこの限りではありません。

4. 発表形式
  • 発表形式:口演
  • 発表時間:発表時間9分 質疑応答2分 (予定)

5. 応募方法
  • 一般演題の応募には「演題抄録」が必要です。
  • ① 演題抄録の作成
  • ・「演題抄録フォーマット」を下記よりダウンロードし、「演題抄録」を作成してください。
    Wordファイル「演題抄録フォーマット」
  • ・ファイル名は、「演題抄録_発表者氏名.docx」(例:「演題抄録_東大花子.docx」)としてください。

  • ② 演題抄録作成上の注意
  • ・フォーマットのページ設定やフォントは、変更しないでください。
  • ・タイトルは、サブタイトルを含め50字以内としてください。
  • ・発表者氏名の前には○印をつけ、氏名の後にふりがなを記載してください。
  • ・所属については以下のように記載をお願いします。
    例)医療法人〇〇会〇〇病院
      〇〇大学
  • ・本文は、スペースを含め800字(40字×20行)以内で作成してください。
  • ・図表の挿入は不可です。文章のみで作成ください。
  • ・「研究報告」の本文は、目的、方法(倫理的配慮を含む)、結果、考察を整えて記載してください。 ※方法には必ず倫理的配慮に関する記述を入れてください。調査内容の公表について対象者の承諾を得て、その旨を明記してください。
  • ・「実践報告」の本文は、目的、方法、結果、考察の構造を参考にして記載してください。(倫理的配慮含む) ※実践報告の内容が伝わりやすいように、適宜構造を変更していただいて構いません。
  • ・原則として、入力された内容がそのまま抄録集に掲載されます。誤字・脱字にご注意ください。

  • ③ 演題抄録の登録
  • ・「演題抄録登録フォーム」に発表者を入力し、フォーム内に記載のURLから上記手順で作成したファイルをアップロードしてください。
    演題抄録登録フォーム(https://forms.gle/QWC7M1MtKYSz6ETq5)
  • ・フォームへの入力受付後、受領確認メールをお送りします。1時間以内に自動返信メールが届かない場合は、連絡先までお問い合わせください。  ※フォーム内に記載のURLからファイルをアップロードした際にはメールは送信されません。画面上にアップロード完了の旨が表示されれば、アップロードは完了しております。

  • ④ 応募にあたっての注意事項
  • ・申し込みは余裕をもって行ってください。
  • ・原則として、応募後の演題抄録の修正はできません(査読者から演題抄録について修正の連絡があった場合を除く)。
  • ・演題の発表時間等を発表者が変更することはできません。
  • ・記録のため画面の録画・録音する場合があります。
  • ・取材のため報道関係の方が聴講する場合があります。

6. 査読と採否決定
  • ・演題抄録の構成の適正性、論理的整合性、研究倫理の視点から査読を行い、採否を決定し、学術集会事務局より連絡します。
  • ・査読において、抄録の修正等が生じた場合は、学術集会事務局より連絡します。

7. オープン電子ジャーナルへの掲載
  • ・採択された抄録はオープン電⼦ジャーナルの短報に投稿することが可能です。査読ののち掲載となります。
  • ・短報の投稿案内は、学術集会の終了後に学会事務局より対象者へご連絡します。
 

参加登録案内

1.参加資格
  • ・学術集会へは本学会の会員はもちろんのこと、⾮会員の⽅や学⽣が参加できます。
  • ・参加を希望される⽅は、事前の登録申請が必要となります。

  • 参加できる方:会員・学生・非会員(会員の紹介がある方のみ)
  • 学生と非会員は、申し込み時、「備考」へ以下の記載が必須です。
    ① 学生:所属大学あるいは所属大学院、学年、配属研究室名
    ② 会員の紹介がある非会員:紹介してくれた本学会会員の、氏名・所属・メールアドレス

2.参加費
事前登録
【早期割引】
11月17日(金)まで
・ランチボックス付き
【早期割引期間以降の登録】
11月18日(土)~11月30日(木)
・ランチボックス無し
会員 10,000円 13,000円
非会員 12,000円 15,000円
学⽣(⼤学院⽣含む) 5,000円 5,000円

当日登録
【当日登録】
ランチボックス無し
会員・非会員 15,000円
学⽣(⼤学院⽣含む) 5,000円

※1: 会場内での食事に関して「7.注意事項」もご確認ください。
※2: 学生(大学院生含む)の方は、参加登録時に学生証のコピーが必要です。

3.登録期間
  • 事前登録締切:2023年11月30日(木)
  • ※当日の参加受付はございません。参加申し込み及び、参加費の支払いは銀行からの支払いを期日までにお願いいたします。
4.登録方法
  • ・「参加登録フォーム」より登録後、下記の支払方法にて参加費をお支払いください。
    参加登録フォーム (https://forms.gle/oT1DVhp2qT9R9uGR7)
  • ・フォームの入力受付後、受領確認メールをお送りします。1時間以内にメールが届かない場合は、連絡先までお問い合わせください。

5.支払方法
  • ・上記登録後、5日以内に下記にお振込みください。
  • ・入金のチェックおよび参加登録証の送付のため、必ずお一人ずつ入金をお願い致します。
  • ・振込手数料は振込人の負担となります。
  • ・入金後はいかなる理由の返金もお受けできません。

  • ◆郵便局から振り込みの場合
      口座記号番号:00190-3-791917
      口座名:水流 聡子(ツル サトコ)
      通信欄:入金確認のため、申し込み完了メールに記載の受付No.を必ず氏名の前に記載してください。

  • ◆郵便局以外の他金融機関から支払いをする場合
      店名:〇一九(ゼロイチキュウ)店
      店番:019
      預金種目:当座
      口座番号:0791917
      通信欄:入金確認のため、申し込み完了メールに記載の受付No.を必ず氏名の前に記載してください。

6.参加証兼領収書および抄録集
  • 参加証兼領収書および抄録集のダウンロード用のURLを当日までにご連絡致します。
  • 参加証は各自印刷して持参してください。ネームホルダーは会場でご用意いたします。ネームホルダーは学術集会の終了時にご返却ください。

7.注意事項
  • ・昼食時、会場指定のランチボックスのみ会場内でお召し上がりいただけます。それ以外の持ち込まれたものを会場内でお召し上がりいただくことはできません。ランチボックスは早期申込いただいた方にのみ、当日会場でお渡しいたします。
  • ・記録のため画面の録画・録音する場合があります。
  • ・取材のため報道関係の方が聴講する場合があります。
 

アクセス

連絡先

  • 第8回日本臨床知識学会学術集会事務局

  • 〒113-8656 東京都⽂京区本郷7-3-1
  • 第8回日本臨床知識学会学術集会事務局
  • e-mail: jaclik8@tqm.t.u-tokyo.ac.jp